研究課題/領域番号 |
23500540
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
永井 亜希子 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 准教授 (40360599)
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研究分担者 |
山下 仁大 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 教授 (70174670)
中村 美穂 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 准教授 (40401385)
堀内 尚紘 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教 (90598195)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | バイオマテリアル / 表面改変 / ステント材料 / 静電気力 / 血管内皮細胞 / 血小板 / 金属材料 / 材料ー細胞相互作用 / バイオセラミックス / ステント / コーティング / 血管適合性 |
研究概要 |
ステント金属基板であるコバルトクロム合金とチタン合金に、それぞれ陽極酸化法とフェムト秒レーザーを用いた表面改変法にてセラミックスコーティングを作製することができた。これらの表面は、ステント挿入後の再狭窄を予防する働きを持つ血管内皮細胞の接着を促し、塞栓の原因となる血小板の粘着を抑制することが分かった。材料表面の静電気力が細胞接着に及ぼすメカニズムについて、原子間力顕微鏡や水晶発振子マイクロバランス測定法、蛍光顕微鏡を用いて調べた。細胞に先んじて材料表面に吸着する体液中のタンパク質の吸着形態の変化が、その後の細胞の接着や伸展といった初期挙動へ影響することが分かった。
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