研究課題/領域番号 |
23500586
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リハビリテーション科学・福祉工学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
村田 潤 長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (00304428)
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研究分担者 |
村田 伸 京都橘大学, 健康科学部, 教授 (00389503)
田平 隆行 西九州大学, リハビリテーション科学部, 准教授 (50337432)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 手指感覚 / 自律神経性循環調節 / 脳血流量 / 手指皮膚血流量 / 点字解読 / 加齢性変化 / 学習 / 点字解読課題 / 学習効果 / 健常成人 / 皮膚血流量 / 点字課題 / 血圧 / 心拍数 / 高齢者 |
研究概要 |
本研究の目的は,感覚情報処理時の手指循環動態変動と感覚認知に関連する大脳皮質活性との関係を明らかにすることであった.手指感覚識別課題(点字解読)遂行時の手指皮膚血流量と前頭皮質部の組織酸素動態の変化を調査した.その結果,点字解読時に手指皮膚血流量は減少し,前頭皮質部組織酸素動態は増加することが分かった.また高齢者において,これらの反応量に負の相関関係が認められた (r = -0.42).さらに学習効果により,手指皮膚血流量と組織酸素動態の反応が速くなることが判明した.これらの研究成績は,点字解読時の手指血流量や前頭皮質部脳組織酸素動態の反応が加齢や学習の影響を受けることを示唆した.
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