研究課題/領域番号 |
23500796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
佐藤 千史 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 教授 (60154069)
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研究分担者 |
石田 貞代 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (60279940)
望月 好子 東海大学医療技術短期大学, 看護学科, 准教授 (10300021)
佐々木 晶世 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (90538018)
佐久間 夕美子 亀田医療大学, 看護学部, 講師 (70451937)
抜田 博子 東京慈恵会医科大学, 医学部, 助教 (60459625)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
中途終了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 妊産婦 / 周産期 / 遠隔支援 / PHS / セルフモニタリング |
研究概要 |
本研究は、妊産婦による家庭血圧 (Home Blood Pressure: HBP) および体重モニタリングを支援し、妊娠期から産褥期における母体と出生児のリスク、異常や合併症の一次予防を達成することを目的とする。本年度は妊産婦・相談員 (保健師・看護師・助産師)・医療機関の3者間でのセルフモニタリングネットワークを構築し、研究機関の研究倫理審査委員会の承認を得たうえで運用を開始した。 対象者は医療機関を受診し、同意の得られた妊娠20週以降の初妊婦とした。介入群 (HBPおよび体重モニタリング群。以下介入群) 対照群1 (以下PHS群) 対照群2 (以下対照群) の3群へ無作為に割り付けた。介入群の対象者は、就寝前のHBP測定値および体重をPHSのカメラ機能で撮影し、気分、体調 (むくみ、お腹のはり等) を毎日メールで送信した。収集したデータは1週間ごとに更新し、コメントをつけて対象者本人へフィードバックした。また、介入群の対象者はPHSを用い、任意で相談員 (助産師) に日常生活に関する不安や疑問を相談した (相談日/ 週1日)。PHS群の対象者はセルフモニタリングを行わず、PHSによる電話相談のみとした。対照群については外来で行う通常の医療ケアとアンケートの回答のみとした。評価は介入前 (妊娠20週前)、妊娠26・36週、出産4週間後に血圧、体重の推移、妊娠期から産褥期の母体および児における異常の発生率、精神的な側面の変化等についてデータを収集した。介入期間はおおよそ24週間程度であり、現在までに10名 (モニタリング群5名,PHSネットワーク群1名,対照群4名) の対象者が研究に参加している。今後、引き続き研究参加者を募集し、妊産婦におけるセルフモニタリングネットワークの効果について検討・評価を行う予定である。
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