研究課題/領域番号 |
23500958
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
片岡 佳子 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (40189303)
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研究分担者 |
有持 秀喜 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 助教 (30311822)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 腸内菌 / 無菌マウス / ノトバイオートマウス / B細胞 / インターロイキンー10 / インターロイキンー22 / 大腸炎モデル / インターロイキン-10 |
研究概要 |
免疫応答を制御するサイトカインであるインターロイキン-10 を産生する細胞の出現に関わる腸内菌を探索した。マウス小腸粘膜内のB細胞の一種と考えられる細胞群が、無菌状態ではほとんど存在せず通常マウス糞便を投与すると増加すること、マウスの週齢に依存して増加することを見いだした。腸管内のグラム陽性菌を減少させる抗菌薬投与によりこの細胞群は減少し、グラム陽性菌であるEnterococcusのみを定着させると増加した。この細胞群は抗菌物質の産生や組織修復に関わるインターロイキン-22も産生した。未感作T細胞移入による大腸炎を抑制し、抗インターロイキン-10抗体の投与により抑制効果はキャンセルされた。
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