研究課題
基盤研究(C)
本研究は、ビタミンEの代謝物であるカルボキシエチルヒドロキシクロマン(CEHC)体がビタミンEの真の生理活性型であることを立証するために、炎症を誘導した脂肪細胞に対する抗炎症効果に焦点を当てて研究を行う事とした。最初に、マウス繊維芽細胞である3T3-L1細胞を分化誘導させて成熟脂肪細胞にしたあとにマウスマクロファージ細胞であるRAW246.7細胞と共培養した。その結果、炎症誘導した脂肪細胞モデルを確立することができた。そこで、このモデル細胞を用いてγ-トコトリエノールの効果について検討したが、残念ながら、炎症性サイトカインであるIL-1β等のmRNA発現を抑えることはできなかった。
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