研究課題/領域番号 |
23520274
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 公益財団法人古代学協会 |
研究代表者 |
藤本 孝一 公益財団法人古代学協会, その他部局等, 研究員 (90124320)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 源氏物語 / 大島本 / 青表紙本 / 藤原定家 / 大島本源氏物語 / 古典文学 / 写本 / 校正 / 原本 |
研究概要 |
大島本源氏物語の原本の擦消。改変などを調査した。その結果「とん」が抹消されて「とも」に改編されている。「ん」の字は10世紀段階では、「も」と「む」と表現されている。そうなると、本来の「とん」は意味が通じない語彙であるため「とも」と、後世に直っされていることは、大島本は10世紀の用語が残っている写本となる。その結果、大島本は紫式部の創作の時代に最も近い写本であるとの研究成果を得た。
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