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メアリ・ウルストンクラフトにおける国家と女性の進歩の概念の研究

研究課題

研究課題/領域番号 23520278
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 英米・英語圏文学
研究機関東北大学

研究代表者

石幡 直樹  東北大学, 国際文化研究科, 教授 (30125497)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
研究課題ステータス 完了 (2013年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードウルストンクラフト / 進歩 / 国家 / 女性 / 女性の進歩
研究概要

フェミニズムの鼻祖とされるウルストンクラフトのテクストから、「進歩」を共通項として成立する国家と女性の類似性を抽出して、その意味と相互の影響関係を分析した。
未開状態から文明社会への「進歩」は、豊かで不安のない生活と高度な精神活動による文化を生み出す。しかし、『北欧紀行』に見られるように、スウェーデンやデンマークの自然と接したことで、彼女は、単純な進歩史観には疑問を呈するようになる。
彼女の逡巡は、近代国家の成立と自らの女性としての表象とを重ね合わせつつ、「進歩」の功罪を問い直す懐の深い思索を重ねたことの証であり、ラディカルな女権論者としてのウルストンクラフト像の別な側面を示している。

報告書

(4件)
  • 2013 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2012 実施状況報告書
  • 2011 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 自然の畏敬―日本とヨーロッパに見る風景の受容―2011

    • 著者名/発表者名
      石幡直樹
    • 雑誌名

      第18回国際文化基礎講座「災害を生きる」講義資料集

      巻: 18 ページ: 46-96

    • 関連する報告書
      2011 実施状況報告書
  • [図書] ウルストンクラフトの北欧からの手紙2012

    • 著者名/発表者名
      ウルストンクラフト(石幡直樹訳)
    • 総ページ数
      298
    • 出版者
      法政大学出版局
    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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