研究課題/領域番号 |
23520319
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
若林 麻希子 青山学院大学, 文学部, 教授 (50323738)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | コスモポリタニズム / ニューヨーク / 建国期アメリカ文学 / 歴史小説 / 共和主義 / 民主主義 / アメリカ文学 / 建国期アメリカ / ワシントン・アーヴィング / ジェイムズ・フェニモア・クーパー / キャサリン・マリア・セジウィック / 英米文学 / コスモポリタニスム / アメリカ歴史小説 / James Fenimore Cooper / Washington Irving |
研究概要 |
本研究では「コスモポリタニズム」をキーワードに据え、アメリカ近代化の歴史を主にエスニシティに関する意識変革の歴史として再編成することを試みた。共和制コスモポリタニズムの伝統が、WASP的人格に凌駕される過程を建国期文学の中に辿った一方で、コスモポリタニズムの伝統が、WASP化するアメリカに相対する価値観として、ニューヨークの地域性として残存する現象が確認された。その結果、WASP的価値観の是非を巡る文化的葛藤、さらには国家主義と地方主義の間の対立といった要素を、アメリカ近代化の現象として抽出することが出来た。
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