研究課題
基盤研究(C)
本研究は、絵物語という新しい複合的物語メディアを生み出した19世紀前半のジュネーヴの作家R.テプフェールをとりあげ、物語メディアの歴史の一端を明らかにした。彼は絵物語固有の表現手段を生かした物語技法を編み出したが、それは小説と演劇、正統絵画と素描における「ミメーシス」についてのテプフェールの理論と実践に支えられていた。さらに彼が、国民アイデンティティの形成、読書実践の変容などを背景とした図像キャラクターの有用性を提示したことは、今日的観点から重要である。
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ナラティヴ・メディア研究
巻: 第4号 ページ: 9-14
ユリイカ (総特集世界マンガ大系)
巻: 2013年3月臨時増刊号 ページ: 75-83
ユリイカ
巻: 45-3 ページ: 75-83
巻: 4 ページ: 9-14
O-M L'OEUVRE-MONDE, 学習院大学大学院人文科学研究所共同研究プロジェクト「社会のカタログ化と文学」
巻: 2011-2012年度号 ページ: 109-123
O-M L’OEUVRE-MONDE 2011-2012
巻: 2011-2012 ページ: 109-123
O-ML'OEUVRE-MONDE, 学習院大学大学院人文科学研究所共同研究プロジェクト「社会のカタログ化と文学」
巻: 2010-2011年度号 ページ: 35-52
O-M L'OEuvre-Monde
巻: 2010-2011 ページ: 35-52