研究課題
基盤研究(C)
第1に、世界各国の国際収支、及び、対外資産・負債の状況について、各国各年が6つの発展段階のうちどの段階にあるのかを決定し、各段階の一人当たりGDPの平均が他の5段階の平均と相互に異なるのかを統計的に対比較した。この結果、一人当たりGDPは、第4段階を頂点とすることを確認した。第2に、国内外の価格比の日本に与える影響として、日本の貿易収支におけるJカーブ効果の実証分析を行った。これによると、日本の対世界貿易のJカーブの形状は、2000年以前では対米貿易のJカーブ形状に大きく影響されていたが、2000年以降は対中国貿易や対産油国貿易とのJカーブ形状に少なからぬ影響を受けていたことが明らかになった。
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Modern Economy
巻: Vol. 5 号: 01 ページ: 32-47
10.4236/me.2014.51005
Discussion Paper Series
巻: No. 128 ページ: 1-31
Discussion paper series, Faculty of Economics, Seikei University
巻: 128 ページ: 1-31