研究課題/領域番号 |
23530640
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
麦倉 哲 岩手大学, 教育学部, 教授 (70200235)
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研究分担者 |
三井 隆弘 岩手大学, 教育学部, 准教授 (20423840)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 樺太引揚げ者 / ファミリーヒストリー / ライフドキュメント / 生活困窮 / 引揚者 / ライフヒストリー / 戦争 / 戦後復興 / 入植 / 無縁故 / 樺太 / 開拓 / 貧困 / 家族 / 太平洋戦争 / 援護 / マイノリティー |
研究概要 |
本課題の研究目的は、岩手県内の樺太引揚げ者のファミリーヒストリーを社会学的に調査研究するものである。岩手県は、無縁故の引揚げ者を受け入れた県として注目されるが、岩手県に定住した引揚げ者の中には、有縁故として引揚げたファミリーもみられるということである。この人たちは、家族親戚の縁故を、たよったものであるが、この人たちの場合も無縁故者と同様に、住宅に困窮しているという点で共通している。帰国後の引揚げ者の生活の困窮は、少なからず長く続いた。戦争による教育機会が閉ざされたために、引揚げ者は、しばしば、底辺の労働者の地位に置かれたのではないか。
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