研究課題
基盤研究(C)
SU(N)格子ゲージ理論は、Nを無限に持っていった極限で時空の自由度を内部空間に吸収できてしまう可能性がある。本研究では1の4乗格子上で定義された時空縮約モデルをツイストされた境界条件のもとで研究した。1)時空縮約モデルを用い弦定数を精度良く求め、計算結果が通常のSU(N)ゲージ理論でNを無限大にした外挿値と完全に一致していることを示し、理論の正しさを証明した。2)2つのアジョイントフェルミオンを持つ時空縮約モデルが、赤外固定点で支配されるコンフォーマル理論の特徴を示すこと、および1つのアジョイントフェルミオンを持つ時空縮約モデルが、コンファイニングな理論の性質を持つことを示した。
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件)
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