研究課題/領域番号 |
23540344
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
小島 康明 名古屋大学, アイソトープ総合センター, 講師 (80314730)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 中性子過剰核 / 核構造 / 励起準位寿命 / 崩壊図式 / 半減期 / 励起準位 / 核分光 / 寿命測定 |
研究概要 |
質量数150近傍の中性子過剰希土類核の構造を明らかにするために,β-γ核分光の手法を用いた実験を,京都大学原子炉付置のオンライン同位体分離装置を利用して行った.150Ceに対しては18本の励起準位を含む詳細な崩壊図式を作成した.149-150Prおよび149Ndに対しては,核行列に直接関係する励起準位の寿命を遅延同時計数法を使って決定した.このうち,149Prの87および126keV準位の半減期は初めて得られた実験値である.また,現在データ解析中ではあるが,150Prの110keV準位が10ns以上の長い半減期を持つことが確実である.周辺核には見られない特異的な現象であり,興味深い結果である.
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