研究課題/領域番号 |
23540548
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
層位・古生物学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
延原 尊美 静岡大学, 教育学部, 教授 (30262843)
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研究分担者 |
井尻 暁 独立行政法人海洋研究開発機構, 高知コア研究所, 研究員 (70374212)
石村 豊穂 茨城工業高等専門学校, 物質工学科, 准教授 (80422012)
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連携研究者 |
間嶋 隆一 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (30202310)
近藤 康生 高知大学, 理学部, 教授 (90192583)
天野 和孝 上越教育大学, 学校教育研究科, 教授 (50159456)
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研究協力者 |
ジェンキンズ ロバート 金沢大学, 理工研究域自然システム学系, 助教 (10451824)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 化学合成生態系 / メタン湧水 / 深海生態系 / 古生態学 / 層位・古生物学 / 深海生物 / 白亜紀 / 新生代 / 進化 / 海洋生態 |
研究概要 |
北海道の始新統幌内層および中新統望来層を対象に,シロウリガイ類化石を産出するメタン湧水性石灰岩体の規模,形状,岩石学的な特徴,内部組織,化石産状について調査し,当時の深海のメタン湧水場における地下断面を復元した.その結果,幌内層の湧水は高間隙水圧による破砕流動を伴い垂直な脈に集中するのに対し,望来層の湧水は破砕流動を伴わない拡散的な滲み出しであることが明らかとなった.またシロウリガイ類が湧水活動のさまざまな様式に対して広範な適応性を有していることも示された.この湧水利用についての適応性はシロウリガイ類の高い移動能力と関係しており,新生代以降に爆発的な繁栄を遂げた重要な背景と考えられる.
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