研究課題
基盤研究(C)
イソテルラゾール類のヘテロ環化付加はピリジン類合成の新たな手法として注目されているため、本研究ではこの反応の応用による縮環ピリジン系アルカロイド骨格の短段階合成を検討した。その結果、適切な置換基を有するイソテルラゾールと電子不足アセチレン類のヘテロ環化付加により相当する多置換ピリジン類が1段階で効率的に得られること、これらのピリジン環のアリール基とエステル基の分子内Friedel-Crafts反応によりβ-およびδ-カルボリン、1- および4-アザフルオレノン、1-アザフェナントレン、1-アザアントラキノン等の縮環ピリジン系多環状アルカロイド骨格が高選択的に構築されることを見出した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (30件) (うち招待講演 2件) 備考 (4件)
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