研究課題/領域番号 |
23550082
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 東京理科大学 (2012-2013) 中央大学 (2011) |
研究代表者 |
武藤 雄一郎 東京理科大学, 理学部, 助教 (50453676)
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連携研究者 |
石井 洋一 中央大学, 理工学部, 教授 (40193263)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | セレノニトロシル / チオニトロシル / ニトリド錯体 / カルコゲン / ルテニウム / モリブデン / チオイソシアナート / 還元的不均化 / セレノニトロシル錯体 / テルロニトロシル錯体 |
研究概要 |
ニトリドレニウム錯体とセレンとの反応からセレノニトロシル(NSe)錯体が得られた。最終的に構造は予備的ではあるがX線構造解析によって確認した。ジチオカルバマト配位子をもつ求核性のニトリドモリブデン錯体とセレンとの反応では、ジチオカルバマト配位子の分解が起こる、あるいは、溶媒にもちいた二硫化炭素(CS2)が反応し、チオニトロシル(NS)錯体やイソチオシアナト(NCS)錯体を生成した。後者の反応は、金属錯体によってCS2が還元的不均化で形式的にSとCSを生成する珍しい系である。一方、テトラアニオン配位子をもつ求電子性のニトリドルテニウム錯体とイオウとの反応では、対応するNS錯体が速やかに生成した。
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