研究概要 |
幼児に発生するさまざまな障害の発生要因と防止法を研究対象としている.その代表的なものとしてチャイルドシート(CRS)の制御方式と,幼児に対する過度なゆすぶりによる脳の損傷評価を主として数値シミュレーションを用いて行い多くの知見を得た。その結果CRSに着座した幼児人体の損傷部位に着目してその障害値を全般的に提言する方法としてCRSを固定するファーネスをアクティブに制御する方法を開発し,その有効性を示した.揺すぶりに対してはダミーの揺動実験を元にした加振入力をFEMモデルとして構築した幼児頭部に入力することで揺すぶりと障害発生の関連性を明らかにすることができた.
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