研究課題
基盤研究(C)
種々条件試料のEBSD分析を通じ、Nb3Al結晶粒が相変態前加工ひずみにより大きく変化することがわかった。一方で粒径とJcとの明確な相関は見られなかった。その他の可能性のあるピンニングセンターとして、結晶欠陥についてTEMにより観察したところ、ピンニング力が結晶欠陥密度と深い関わりがあると思われる結果が得られた。アトムプローブトモグラフィーにより観察したところ、結晶欠陥部にはAlの偏析が見られ、観測した範囲では粒界にAlの偏析は確認できなかった。こうした構造がNb3Alの強い粒間結合に関係している可能性がある。その結果ひずみを印加した状態でも比較的高いJcを維持できるのかもしれない。
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