研究課題
基盤研究(C)
コンクリート構造物の表面保護工法に着目して、表面含浸材と低温アーク溶射の適用における各々の性質や効果等を明確にすることを目指した。まず、表面含浸材については、単体での施工における塗布量を標準量以上に多く塗布しても、よりよい効果は得られにくいこと、含浸材塗布後から試験開始までの養生期間は標準の2週間で十分であることがわかった。シラン系とけい酸塩系を重ねて施工する併用系では、けい酸塩系:シラン系=2:8の割合の場合が最も良い効果を発揮すること、中性化よりも塩害に対して効果が高いことが明らかとなった。シラン系とけい酸塩系の混合系と低温アーク溶射では、併用系より優れた効果を確認することはできなかった。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (9件) 備考 (2件)
日本材料学会・コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集
巻: 第13巻 ページ: 113-118
日本コンクリート工学会・コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.35、No.1 ページ: 1681-1686
コンクリート工学年次論文集
巻: Vol.35, No.1 ページ: 1681-1686
コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集
http://www.nyusi.kansai-u.ac.jp/everyday/labo_repo/vol_53/index.html