研究課題
基盤研究(C)
本研究は韓国の近代住宅発展の系譜を日本住宅の影響の側面から究明しようとするもので、近代期及び近代期以降の日韓住宅調査(現地調査・ハウスメーカー調査)によって行われた。調査研究の分析・考察の結果、①韓国の近代期は日韓併合の1910年から1945年までと定め、②日本の近代住宅を「中廊下型住宅」を中心に再考した、③韓国南部地方の伝統住宅の特徴を明らかにしたうえ、④近代期南部地方の新興韓屋における日本住宅の影響について、「平面形式」「マダン構成」「マルの室内化」「近代的建築材」「日本式空間導入」の観点から考察した。近代期以降は西洋の影響を受け、日韓ともに「居間中心型」間取りという共通性を持っている。
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四国住教育研究報告集
巻: 第12号 ページ: 3-9
Journal of the Korean Housing Association
巻: Vol. 24, No.1 号: 1 ページ: 41-49
10.6107/jkha.2013.24.1.041
巻: 第10号 ページ: 3-9