研究課題/領域番号 |
23570016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
山村 靖夫 茨城大学, 理学部, 教授 (50202388)
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連携研究者 |
中野 隆志 山梨県富士山科学研究所, 研究員 (90342964)
安田 泰輔 山梨県富士山科学研究所, 研究員 (40372106)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 土壌栄養塩 / 火山地 / 森林限界 / 植生動態 / 常緑樹 / 落葉樹 / 栄養塩制限 / 火山植生 / 窒素栄養 / りん栄養 / 栄養塩回収率 / 環境 / 植物 / 生態学 / 植生分布 |
研究概要 |
富士山の森林植生における土壌栄養塩制限の特性を、葉と土壌の栄養塩の動態の解析によって明らかにした。スコリア基質上の森林では、高標高ほど栄養塩制限が厳しくなり、特に広葉樹では標高に伴って窒素よりもリンの制限が厳しくなることがわかった。溶岩流上のアカマツ林の亜高木層に優占する常緑広葉樹は、同所的に生育する落葉広葉樹より、窒素・リンのどちらも、より保存的・効率的に利用していることが明らかになり、貧栄養地での常緑性の有利性と関係づけられた。
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