研究課題/領域番号 |
23570017
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
徳永 幸彦 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (90237074)
|
研究分担者 |
今藤 夏子 独立行政法人国立環境研究所, 生物圏環境研究領域, NIES特別研究員 (10414369)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | Callosobruchus / Wolbachia / 生殖隔離 / 細胞質不和合 / 速い進化 |
研究概要 |
Wolbachiaによる強い細胞質不和合(CI)によってもたらされる、寄主マメゾウムシの種分化の可能性について、実験的に検討を行った。Wolbachiaの除去実験や導入実験の結果、Callosobruchs属4種において、種分化へのWolbachiaの関与は検知できなかった。一方、4種の中でWolbachiaに寄生されているC. analisの9系統において、Wolbachiaの除去実験や導入実験を行った結果、CIは、寄主との共進化の歴史が長いほど、弱くなっていた。つまり、C. analisにおいてWolbachiaのもたらすCIの強さは、寄主との共進化の産物であった。
|