研究課題/領域番号 |
23570128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
湯本 勲 独立行政法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 副研究部門長 (30358303)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | インジゴ還元菌 / Alkalibacterium / Amphibacillus / Bacillus / 藍染め / 微生物叢 / 発酵 / インジゴ / Oceanobacillus / インジゴ還元 / キシラン分解 / セルロース分解 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、藍染めのインジゴ還元槽について、雑菌汚染の可能性が高い環境下で少なくとも半年以上、インジゴが還元状態である理由を探ることである。この目的を達成するために、数種類の新規インジゴ還元細菌を同定し、新たなインジゴ還元細菌として発表した。また、インジゴ還元微生物を特異的に分離するための培地を勘案し、様々な発酵条件下で発酵した試料について、多様なインジゴ還元菌が存在することを明らかにした。以上の検討結果から、発酵液には多様なインジゴ還元菌が存在し、発酵の環境やその変遷に応じたインジゴ還元菌優先種となることによって色素の還元環境が維持されていることが推察された。
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