研究課題
基盤研究(C)
冬芽の越冬機構である凍結適応機構と休眠について調べた。カラマツ冬芽の凍結挙動を低温走査型電子顕微鏡(cryo-SEM)等で調べると、原基の細胞は部分脱水するものの、細胞内に残存する水は深過冷却していることが示唆された。また、冬芽ではピニトールやスクロースなどが主要な炭水化物として蓄積していたが、それだけでは過冷却能を説明できないものと考えられた。また、カラマツ冬芽の自発休眠が解除されて強制休眠へ移行する過程での可溶性タンパク質組成の変化をLC-MS/MS法で調べると、自発休眠から強制休眠に移行する比較的短期間ではタンパク質組成は大きく変化しないことが示唆された。
すべて 2014 2013 2012 2011 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (29件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
低温生物工学会誌
巻: 60 ページ: 59-63
110009810735
Cryobiology
巻: 67 号: 1 ページ: 40-49
10.1016/j.cryobiol.2013.04.008
Physiologia Plantarum
巻: (印刷中) 号: 1 ページ: 25-35
10.1111/j.1399-3054.2012.01678.x
Planta
巻: 235 号: 4 ページ: 747-759
10.1007/s00425-011-1536-3
巻: Vol.64、No.3 号: 3 ページ: 279-285
10.1016/j.cryobiol.2012.02.012
Cryobiology and Cryotechnology
巻: 58 ページ: 125-134
110009612925
巻: 58 ページ: 179-184
110009612934
巻: 58 ページ: 99-103
110009457817
巻: Vol.63、No.3 号: 3 ページ: 157-163
10.1016/j.cryobiol.2011.06.001
120003678802
巻: 57 ページ: 147-151
10030865628
http://www.agr.hokudai.ac.jp/rfoa/env/env3-4.html