研究課題/領域番号 |
23590167
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境系薬学
|
研究機関 | 国立水俣病総合研究センター |
研究代表者 |
藤村 成剛 国立水俣病総合研究センター, 基礎研究部, 室長 (20416564)
|
研究分担者 |
臼杵 扶佐子 国立水俣病総合研究センター, 臨床部, 部長 (50185013)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | メチル水銀 / マイクロダイセクション / 小脳顆粒細胞 / 国際情報交換 / フランス / 選択的神経細胞障害 / 中毒学 / 環境系薬学 / 薬学 |
研究概要 |
本研究では、マイクロダイセクション装置を用いてラット小脳の各神経細胞層 (プルキンエ細胞、顆粒細胞、分子層神経細胞) を分離し、抗酸化酵素のmRNA発現量について検討した。その結果、メチル水銀による顆粒細胞の脆弱性に抗酸化酵素であるMn-SOD, GPx1およびTRxR1発現量の少なさが関与することが示唆された。 また、低濃度メチル水銀の胎児期曝露によって神経病変を誘発せずに神経機能障害 (協調運動障害) を発症する原因について探究し、低濃度メチル水銀によって小脳顆粒細胞特異的なシナプス形成不全が生じていることを見出した。
|