研究課題/領域番号 |
23590260
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
小坂 博昭 香川大学, 医学部, 教授 (60158897)
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研究分担者 |
大平 哲也 福島県立医科大学, 医学部疫学講座, 主任教授 (50448031)
北村 明彦 大阪がん循環器病予防センター (80450922)
山下 哲生 香川大学, 医学部, 助教 (80444727)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 細胞死 / ミトコンドリア / カスパーゼ非依存性細胞死 / 膜結合様式 / 分子機序 / AIF / AIF |
研究概要 |
AIFの細胞死誘導機構に関して細胞死誘導の引き金となる膜からの解離機構について理解するため大腸菌発現系を構築し、大腸菌膜との結合様式について詳しく解析した。その結果、AIFは低イオン強度下では膜に結合しているが、高イオン強度下では膜から解離することからのAIFの膜への結合はイオン結合に依存していることが示唆された。またAIFの表面電荷(正電荷)が消えるアルカリ条件下では膜への結合能が顕著に低下することが示されたことから、AIFは膜貫通タンパク質ではなく自身の塩基性アミノ酸の正電荷と膜表面のリン脂質の負電荷によるイオン結合を介して膜表面に結合する膜表在性タンパク質であることが予想された。
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