研究課題/領域番号 |
23590753
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
千葉 百子 順天堂大学, 医学部, その他 (80095819)
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研究分担者 |
篠原 厚子 清泉女子大学, 人文科学研究所, 教授 (90157850)
松川 岳久 順天堂大学, 医学部, 助教 (60453586)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | レア・アース元素 / 環境保健 / 産業衛生 / 次世代影響 / 血液ー胎盤関門 / セリウム / サマリウム / 体内分布 / 血液・胎盤関門 / レア・アース / 雌性マウス / 静脈内投与 / 吸入曝露 / 肺 / 精巣 |
研究概要 |
レア・アース元素は産業上不可欠であるが体内分布や生体影響は詳らかでない。そこで労働者の作業、曝露、影響を明らかにする目的でマウスを用いて吸入曝露を、量―影響関係を明らかにする目的で静脈内投与実験を行った。投与するレア・アース元素はセリウム(Ce)とサマリウム(Sm)とした。吸入曝露の場合は主に肺に沈着した。静脈投与の場合は投与元素の臓器分布に雌雄差があることが示唆された。精巣中濃度が低いこと、妊娠マウスへの投与後の胎児死亡、発育、肉眼的な異常などが認めらないことから次世代影響の関与は低いと考えられる。また、母体から胎児への移行は僅かであることから血液・胎盤関門が機能していると考えられる。
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