研究課題/領域番号 |
23590946
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
|
研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
大津留 晶 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (00233198)
|
研究分担者 |
磯本 一 長崎大学, 大学病院, 准教授 (90322304)
中島 正洋 長崎大学, 原爆後障害医療研修所, 教授 (50284683)
吉本 浩 長崎大学, 大学病院, 助教 (90513309)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 放射線晩発性障害 / スクリーニング / 多分化能 / 再生阻害局所環境 / 間葉系前駆細胞 / 放射線障害 / 放射線皮膚潰瘍 / 放射線腸炎 / 急性放射線症候群 / 緊急被ばく医療 |
研究成果の概要 |
放射線腸炎は、放射線による晩期有害事象の一つで、難治例の治療が課題となっている。また東日本大震災後の原発事故において、高線量作業環境下の事故による急性放射線障害の発生に備えるため、再生治療の研究は重要である。本研究では、ヒト自家組織由来間葉系前駆細胞の初代細胞株が、無血清培養液環境下で、最終分化せずに前駆細胞機能と多分化能を維持したまま細胞分裂できることを明らかにした。一方、難治性放射線皮膚潰瘍や腸病変・瘻孔に対する自家間葉系前駆細胞を用いた治療例の比較解析も行った。原子力災害時に、放射線腸炎をはじめ確定的影響の可能性のある症例を、どのように迅速スクリーニング可能かも検討した。
|