研究課題/領域番号 |
23591263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
三尾 和弘 独立行政法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (40470041)
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研究分担者 |
松田 知栄 東京医科大学, 医学部, 講師 (50344099)
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連携研究者 |
林 由起子 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (50238135)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 核膜 / ラミノパチー / 電子顕微鏡 / タンパク質構造解析 / 中間径フィラメント |
研究概要 |
細胞核の内面にはV型中間径フィラメントのラミンからなる核ラミナが存在し、核内膜特異的に発現する膜タンパク質群と相互作用しながら核の形態維持、遺伝子発現制御、クロマチン局在制御を行っている。本研究ではラミンAタンパク質の発現精製系を構築し、ラミン一分子解析から重合制御に到る過程を電子顕微鏡解析や分析超遠心などの手法を用いて物理化学的見地から解析を行った。その結果これまで動きが少ないと思われていたラミンが大きく分子運動をしていることや、実際の疾病変異体がラミン重合過程に障害が見られることなどを明らかにした。ラミンの変異によって発症するラミン病(ラミノパチー)理解につながるものである。
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