研究課題/領域番号 |
23591356
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
内分泌学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
野村 政壽 九州大学, 大学病院, 講師 (30315080)
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連携研究者 |
石原 直忠 久留米大学, 分子生命科学, 教授 (10325516)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ミトコンドリアダイナミクス / インスリン分泌 / Drp1 / 小胞体ストレス / 脂肪肝炎 / 糖尿病 / 非アルコール性脂肪肝炎 / インスリン抵抗性 / 臓器間ネットワーク |
研究概要 |
ミトコンドリアは、酸素呼吸を行う細胞内小器官であり病態に応じて融合・分裂を繰り返し驚くほどダイナミックにその構造を変化させている。ミトコンドリアの分裂を制御するDrp1遺伝子改変マウスを用いて、その機能解析を行った。膵β細胞特異的Drp1欠損マウスはグルコース応答性インスリン分泌の低下、耐糖能異常を認めた。肝細胞特異的Drp1欠損マウスでは高脂肪食下で小胞体ストレスが著明に亢進し、非アルコール性脂肪肝炎が生じる一方、臓器間連関を介し耐糖能の著明な改善を認めた。 ミトコンドリアダイナミクスは個体レベルでのエネルギー代謝の恒常性維持に重要な役割をもつことが示唆された。
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