研究課題
基盤研究(C)
腸管上皮細胞モデルとして確立した単層培養した腸管上皮細胞に、トキシンBとフラジェリンの両方で刺激を行うと、それぞれの単独刺激に比べ、これらのケモカインの産生が著明に増加した。このことから、C. difficileフラジェリンは、腸管上皮細胞の活性化に関与している可能性が示唆された。また共生細菌からの刺激としてMDPに着目し、16時間前にMDPで前刺激した細胞にフラジェリン刺激を加えると、フラジェリン単独刺激と比較してIL-8の産生量は有意に低下した。このことから、共生細菌からの恒常的な刺激により、C. difficileフラジェリンによる活性化を制御している可能性が示唆された。
すべて 2013 2012 2011
すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (5件)
Life Sci
巻: 92 号: 3 ページ: 211-217
10.1016/j.lfs.2012.11.017
Open Journal of Gastroenterology
巻: 3 号: 05 ページ: 276-280
10.4236/ojgas.2013.35047
J Acquir Immune Defic Syndr
巻: 62 号: 1 ページ: e25-e27
10.1097/qai.0b013e3182718d4c
Endoscopy
巻: 45 S2
Internal Medicine
巻: 52 号: 13 ページ: 1487-1493
10.2169/internalmedicine.52.9555
130003365698
Gastroenterol Res
巻: 5 ページ: 205-207
10.4021/gr475w
Infection
巻: 40 号: 1 ページ: 63-67
10.1007/s15010-011-0159-8