研究課題/領域番号 |
23591494
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
下野 九理子 大阪大学, その他の研究科, 講師 (60403185)
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研究分担者 |
沖永 剛志 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (30362734)
平田 雅之 大阪大学, 医学系研究科, 準教授 (30372626)
谷池 雅子 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 教授 (30263289)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 脳磁図 / 自閉症スペクトラム障害 / 聴覚過敏性 / 広汎性発達障害 / 自閉症 |
研究概要 |
自閉症スペクトラム障害(ASD)の聴覚過敏性の神経基盤を明らかにするために脳磁図を用いて純音に対する聴覚野の反応(M50, M100)を測定し、過敏性の強さとの相関について検討を行った。聴覚過敏性を有するASD群(ASD with)においてはM50, M100の潜時が延長し、反応の強さが増大しており、過敏性の強さと相関を認めた。また、反復刺激に対して刺激回数が増えるごとにM50の反応が増大していく現象が認められ、ベースラインに戻るまでの反応時間が延長していた。これらの結果は視床のsensory gating systemの異常あるいは皮質抑制系の低下が関係していると考えられた。
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