研究課題/領域番号 |
23591510
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
綾田 稔 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 講師 (90222702)
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研究分担者 |
扇本 真治 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 前期研究医 (80292853)
佐久間 悟 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 登録医 (80570605)
小倉 壽 大阪市立大学, 大学院医学研究科, 非常勤講師 (10115222)
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連携研究者 |
桑村 充 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (20244668)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 亜急性硬化性全脳炎 / 麻疹ウイルス / 干渉現象 |
研究成果の概要 |
亜急性硬化性全脳炎(SSPE)由来の麻疹ウイルスに生じた変異と神経病原性との関連を検討した。ハムスターを用いた感染実験により、これらの変異が脳内での感染拡大に重要であることを示した。特に、F蛋白とH蛋白に生じたアミノ酸置換による機能的な変化が複数のSSPE由来株に共通していることを明らかにした。また、麻疹封入体脳炎(MIBE)にみられる変異のSSPEとの共通性を明らかにした。さらには、SSPEやMIBEに特徴的な高頻度偏在変異の出現をヌードマウスの感染実験系で再現することができた。これらの知見を基盤として、欠損型あるいは分節型のSSPE治療用麻疹ウイルスベクターの作製を試みた。
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