研究課題/領域番号 |
23591678
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
吉永 敏弘 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (70404704)
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研究分担者 |
橋本 恵理 札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30301401)
鵜飼 渉 札幌医科大学, 医学部, 講師 (40381256)
館農 勝 札幌医科大学, 医学部, 講師 (60464492)
安宅 弘司 札幌医科大学, 医学部, 助教 (30563358)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 精神薬理学 / 顆粒球コロニー刺激因子 / 細胞治療 / 再生医療 / 神経幹細胞 / 神経新生 / 造血幹細胞移植 / G-CSF / 造血幹細胞 / 胎児性アルコールスペクトラム障害 / 骨髄移植 / 精神薬理 / 胎児性アルコールスペクトラム症候群 |
研究概要 |
末梢血中の造血幹細胞の増加を介して,脳内の神経新生を増やす新たな治療手段の開発を目指した。初めに,末梢への幹細胞投与と,末梢血中の栄養因子を増加させる効果が明らかとなってきた抗うつ薬を組み合わせることが,難治性の精神疾患モデルに対して,有効な手段となり得る可能性を示した。また,末梢からの細胞の脳内移行について解析を進め,投与細胞が,視床下部近傍のオキシトン/バソプレッシン作用部位の領域に強く集積すること,そして,モデルラットの養育行動変化の解析から,投与細胞が信頼・愛着に基づく社会認知や社会行動を改善している可能性を明らかとし,精神疾患に対する末梢造血幹細胞移植研究の道筋を示した。
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