研究課題/領域番号 |
23591707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
中込 和幸 独立行政法人国立精神・神経医療研究センター, 病院臨床研究推進部, 部長 (30198056)
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研究分担者 |
最上 多美子 鳥取大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80368414)
兼子 幸一 鳥取大学, 医学部, 教授 (50194907)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 精神科リハビリテーション医学 / 認知矯正療法 / 近赤外線スペクトロスコピー / 統合失調症 / 認知機能障害 / 神経心理検査 / 脳画像法 / 多施設共同臨床試験 / 無作為化対照比較試験 |
研究概要 |
認知矯正療法(NEAR)のRCTについて、サンプル集積がはかどらなかったため、並行してquasi-experimentalデザインを用いて、認知機能及び近赤外線スペクトロスコピー(NIRS)を用いた前頭部での血流変化に対するNEARの効果を検証した。 統合失調症患者19名に6か月間NEARを実施し、その前後で認知機能および前頭部での血流変化を測定した。患者12名を対照群とし、6か月間の通常治療前後で評価し、群間比較を行った。対照群に比して実施群で運動機能、遂行機能の改善及び右前頭極部で有意な血流増大効果が認められた。NEARは前頭機能の活性化を介して認知機能の改善をもたらす可能性が示唆された。
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