研究課題/領域番号 |
23591748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
細矢 貴亮 山形大学, 医学部, 教授 (50143102)
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研究分担者 |
小田 敦子 山形大学, 医学部, 助教 (10333965)
鹿戸 将史 山形大学, 医学部, 講師 (90400572)
豊口 裕樹 山形大学, 医学部, 助教 (30466635)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 脳動脈解離 / MRI / 脳梗塞 / BPAS / 壁内血腫 / black-blood imaging / 脳神経疾患 / T1強調像 |
研究概要 |
若年脳卒中の原因として脳動脈解離の重要性が認識され始めているが、急性期の脳動脈解離の診断は難しく、確実な診断法が確立されているとは言えない。私どもは、3T MRI装置を用いて血流の信号をほぼ完全に抑制できる撮像法を開発し、急性期脳動脈解離の診断に適応した。 臨床的に脳動脈解離と診断できた15例について検討したところ、新しい撮像法により全例で動脈解離に特徴的な壁内血腫の所見を得ることができた。11例中10例(91%)では、診断が難しい急性期においても壁内血腫を描出することができた。 私どもが開発した撮像法を用いることにより、急性期脳動脈解離の壁内血腫をほぼ確実に診断することができる。
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