研究課題/領域番号 |
23592142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
宮嶋 雅一 順天堂大学, 医学部, 准教授 (60200177)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 老化 / 髄液 / 認知機能障害 / 水頭症 / クリアランス / LRG1 / 髄液のクリアランス / グリア細胞 / 神経細胞変性 / トランスジェニックマウス / 水チャンネル / neurodegeneration / transgenic mouse / 特発性正常圧水頭症 / アストロサイト / 神経細胞 |
研究概要 |
髄液のクリアランスの低下は、有害物質の脳からの排泄が障害され、認知機能障害の原因として注目されている。老化による髄液のクリアランス低下とleucine-rich alpha-2-glycoprotein (LRG)の発現に着目した。剖検脳では、LRGは大脳皮質のアストロサイトのと小脳のプルキンエ細胞に発現し、加齢によりその発現は増加していた。LRGを脳に過剰発現させたマウスでは、神経細胞変性と神経細胞の減少を認めた。LRGは脳の老化を促進する蛋白である事が明らかになり、LRGの発現を制御することにより、脳の老化を防止できる可能性が示唆された。
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