研究課題/領域番号 |
23592183
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
松峯 昭彦 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (00335118)
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研究分担者 |
淺沼 邦洋 三重大学, 大学院医学系研究科, 助教 (20378285)
松原 孝夫 三重大学, 医学系研究科, 講師 (30422827)
中村 知樹 三重大学, 医学部附属病院, 助教 (50467362)
豊田 秀実 三重大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60525327)
駒田 美弘 三重大学, 大学院医学系研究科, 教授 (80186791)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 弱毒化ポリオウイルス / 悪性骨軟部腫瘍 / 細胞融解療法 / CD155 / ポリオウイルス / ポリオ生ワクチン / 肉腫 / 細胞死 / アポトーシス / ポリオウイルスレセプター |
研究概要 |
弱毒化ポリオウイルス(以下PV)は、ポリオウイルスレセプター (以下CD155)を介して神経芽腫に対して強い抗腫瘍効果を有する。そこで、PVの難治性高悪性度肉腫の治療への応用を考えた。 ヒト肉腫細胞株10種類すべての細胞株で、CD155の発現を認め、in vitro、in vivoでPVを感染させるとアポトーシスに陥ることを確認した。さらに、48例の軟部肉腫患者から採取した腫瘍におけるCD155の発現を検討したところ、全例でCD155が発現しており、高発現群では有意に無再発期間が短いことがわかった。以上から、PVを用いた細胞融解療法は難治性高悪性度肉腫の治療へ応用が可能と考えられる。
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