研究課題/領域番号 |
23592306
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
天谷 文昌 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60347466)
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研究分担者 |
佐和 貞治 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (10206013)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 痛覚過敏 / mTOR / IGF / 一次知覚神経 / 組織損傷 / VGLUT2 |
研究成果の概要 |
タンパク合成に関与するmTORの知覚神経における機能を調査した。リン酸化mTOR (pmTOR)はラット一次知覚神経に発現し、足底切開後に発現量は増加した。mTOR阻害剤ラパマイシンは足底切開後の痛覚過敏を減弱させた。足底にインスリン様成長因子(IGF)を投与するとpmTORは増加、IGF阻害剤により足底切開後のpmTOR増加は抑制された。足底切開モデルではVGLUT3の発現が増加し、ラパマイシンによりその発現は抑制された。IGFによりVGLUT3の発現は増加した。 足底切開後に増加したIGFがmTORのリン酸化を介してVGLUT-3の発現を増加させ、痛覚過敏の成立させることが示された。
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