研究課題
基盤研究(C)
オートタキシン(ATX)/リゾリン酸(LPA)系とオメガ3/オメガ6脂肪酸(ω3/ω6)系とに注目し、また妊娠高血圧症候群(PIH)と早産とに焦点を当てて研究した。ATX/LPA系では母体血中ATX濃度とLPA濃度が妊娠週数とともに増加すること、LPA受容体が胎盤で発現されていること、PIHにおいてATXの発現が低下していること、LPAがtrophoblastのCyclooxygenase-2 発現に影響していることが分かった。ω3/ω6系については、ω3優位になると早産が予防され、子宮の炎症が抑制され、ω3系代謝産物の濃度が上昇し、レゾルビン静脈注射により早産が予防されることが分かった。
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Sci Rep
巻: 3 ページ: 3113-3113
巻: 3 号: 1 ページ: 3113-3113
10.1038/srep03113