研究課題/領域番号 |
23592648
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
宇佐美 眞 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (00193855)
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研究分担者 |
寺師 浩人 神戸大学, 医学部附属病院形成外科, 教授 (80217421)
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連携研究者 |
石川 倫子 (青山 倫子) 神戸大学, 保健学研究科, 保健学研究員 (40566121)
前重 伯壮 神戸大学, 保健学研究科, 助教 (90617838)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 創傷治癒学 / 短鎖脂肪酸 / ω-3系多価不飽和脂肪酸 / ケロイド / 線維芽細胞 / 細胞・組織 / 脂質 / 線維化 |
研究概要 |
短鎖脂肪酸と多価不飽和脂肪酸の抗線維化作用を明らかにし、最も効果的な組み合わせが酪酸とドコサヘキサエン酸であることを見出した。ヒト皮膚由来およびケロイド由来線維芽細胞を用いて、線維化促進因子のα-SMA、TGF-β1、I型およびIII型コラーゲン発現への抑制効果、細胞増殖の抑制、アポトーシスを促進する作用を明らかにした。また、病態モデルである炎症性サイトカインあるいは緑膿菌由来LPSによる炎症刺激下、TGF-β1刺激下においても強い抗線維化および抗炎症作用が確認された。酪酸の作用機序としてヒストンアセチル化の促進、抗線維化作用を有する脂質メディエーターであるPGE2の産生促進を明らかにした。
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