研究課題/領域番号 |
23592675
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
成松 英智 札幌医科大学, 医学部, 教授 (70295343)
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研究分担者 |
新谷 知久 札幌医科大学, 医学部, 講師 (80510312)
川真田 樹人 信州大学, 医学部, 教授 (90315523)
山内 正憲 東北大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00404723)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 有機リン / コリンエステラーゼ阻害薬 / てんかん / 海馬 / アトロピン / プラリドキシム / 抗痙攣薬 / 中毒 / 痙攣波 / 有機リン中毒 / パラオキソン |
研究成果の概要 |
本研究では、有機リン系コリンエステラーゼ阻害薬であるパラオキソンはグルタミン酸シナプス伝達を抑制し,細胞の興奮性を高めること,またカリウム濃度の上昇もまた細胞興奮性を高めることが示された.カリウム濃度の上昇がパラオキソン誘発性てんかんの発生を誘発する要因の一つであることが示唆された.アトロピンがてんかんの発生を抑制したのに対し,PAMは前投与でのみパラオキソンのPSおよびfEPSPに対する抑制作用を防止したが,てんかんの発生は防ぐことができなかった.これは高カリウム濃度におけるパラオキソン誘発性けいれんが,わずかなムスカリン受容体刺激でも起こりうる可能性を示唆している.
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