研究課題
基盤研究(C)
健常若年者28名(男性21名,女性7名,22-26歳)を対象にVEについて水と1%(中濃ソース程度)および3%(サウザンアイランドドレッシング程度)のとろみ水各5mlを用いて,またALS患者18名(男性9名,女性9名,38歳-70歳)に対しては同試験食品各3mlを用いてVFを実施し,嚥下機能と最適とろみ濃度との関連性を検討した.健常若年者においてはとろみ濃度が高くなるにつれ咽頭内残留が増加し,過去の報告と同様であった.ALS患者においては最大舌圧と口腔内残留との間に関連性を認め,舌圧が10kPa未満となった重度嚥下障害患者では3%とろみ水で誤嚥のリスクを回避できることが明らかとなった.
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