研究課題/領域番号 |
23593319
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生涯発達看護学
|
研究機関 | 高知県立大学 |
研究代表者 |
松本 鈴子 高知県立大学, 看護学部, 教授 (30229554)
|
研究分担者 |
嶋岡 暢希 高知県立大学, 看護学部, 准教授 (90305813)
岩崎 順子 高知県立大学, 看護学部, 助教 (90584326)
|
研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 出産体験 / トラウマ後の成長(PTG) / レジリエンス / 出産 / トラウマ体験 / PTG / 女性の出産体験 / 出産のトラウマ後の成長 / 出産に伴うトラウマ後の成長 |
研究成果の概要 |
出産に伴ったトラウマを体験した女性は、10年の間、育児や離婚等の困難な状況に直面した時にはその体験を思い出し、恐怖や後悔などの感情を抱く一方、時間経過ともに肯定的未来志向感などの感情をより抱いていた。出産のトラウマ体験を乗り越えている要因は、自身の忍耐強さ、友人や家族の癒し、夫婦や家族のきずなや信頼の強さ、そして、状況に対する自らの意味づけや意思決定などによる自己への確信や信念を強めていた。また、子どもの成長や自立への探索などのように子どもの将来への見通しをもつ。さらに、趣味に没頭する、鈍感になるなどの楽観的感覚をもつことであった。看護者は女性自身がもつ内なる力を引き出す支援が重要である。
|