研究課題/領域番号 |
23650064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 独立行政法人情報通信研究機構 |
研究代表者 |
前川 聡 独立行政法人情報通信研究機構, ユニバーサルコミュニケーション研究所超臨場感映像研究室, 主任研究員 (60358893)
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研究協力者 |
宮崎 大介 大阪市立大学, 工学研究科, 准教授 (60264800)
前田 夕希 大阪市立大学, 工学研究科, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / 裸眼三次元映像 / 視差方式 / 立体ディスプレイ / 2面コーナーリフレクタアレイ / 射出瞳 / マルチプロジェクター / 調節と輻輳 / 実像 |
研究概要 |
2面コーナーリフレクタアレイ(DCRA)および拡散板を用い、分散処理を用いたマルチプロジェクション方式による立体ディスプレイを提案した。本ディスプレイは光線再生方式によるものであり、プロジェクタ瞳を実像として結像する多眼方式に相当する。結像光学素子として実像鏡であるDCRAを用いたことで、プロジェクタ瞳および映像が投影される拡散板の両方を実像として結像することが可能となり、テーブルトップに浮かぶ映像上に輻輳と調節をほとんど矛盾なく合わせることができるようになった。さらにこのことにより、水平視差しか与えない場合においても、垂直方向への視点移動による定位位置のずれを抑えることができ、垂直運動に伴う定位感、実在感の破たんを最小限に抑えられた。
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