研究課題/領域番号 |
23650281
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
医用生体工学・生体材料学
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2012) 東北大学 (2011) |
研究代表者 |
井奥 洪二 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60212726)
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研究分担者 |
上高原 理暢 東北大学, 大学院・環境科学研究科, 准教授 (80362854)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | セラミックス / ナノチューブ / 水酸アパタイト / バイオアクティブ / 水熱法 / 生体活性 / カルサイト |
研究概要 |
バイオアクティブな水酸アパタイト(Ca_<10>(PO_4)_6(OH)_2)のナノチューブの作製を二種類の溶液法によって試みた。まず、カルサイト(CaCO_3)と水酸化カルシウム(Ca(OH)_2)を懸濁させた水溶液にリン酸水溶液を温度とpHを制御した条件下で混合し、その後適切に温度を制御した。カルサイトの粒子径が小さいほど生成物の結晶相はカルサイトから水酸アパタイトになりやすく、一次粒子の直径が1μm以下の場合においてのみ、チューブ状の粒子が得られた。次に、α型リン酸三カルシウム(Ca_3(PO_4)_2)にアナターゼ(TiO_2)を共存させた混合粉体を水熱蒸気処理した。適切な反応条件を選択することによって、水酸アパタイトのチューブ状の粒子が得られた。
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