研究課題/領域番号 |
23650485
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
篠田 粧子 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (40132055)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 食と栄養 / 鉄欠乏 / GSH / 酸化ストレス / 過剰鉄 / labile iron pool / フェリチン / 小腸 / グルタチオン / TBARS |
研究概要 |
貧血ラット小腸では、グルタチオン濃度が鉄充足群に比べて高く維持され、脂質の過酸化を抑制するフェリチン非依存的な抗酸化メカニズムが働くことを見いだした。結紮した腸管に鉄を投与すると、細胞内の遊離鉄は貧血群で高くなった。鉄充足群、貧血群ともに、鉄の投与によって還元型GSHの割合は減少したが、その減少率は通常群に比べて貧血群で有意に大きかった。GSHの合成阻害剤を投与し、小腸粘膜細胞の総GSHを低下させたラットに鉄を投与すると、鉄充足群、貧血群ともに脂質の酸化が促進した。
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