研究課題/領域番号 |
23650567
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化財科学
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
桐野 文良 東京藝術大学, 美術研究科, 教授 (10334484)
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研究分担者 |
横山 和司 神戸大学 (10523053)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 釉薬 / XANES / 分光反射率 / ESR・FMR / 結晶構造 / 色彩 / XANES測定 / ESR測定 / 配位結合 / 第一原理計算 / XANESプリエッジ部 / ナノ粒子 / FMR / 陶磁器 / XAFS / XAENS / ESR(FMR) / 融剤 / 価数 / 鉄 |
研究概要 |
釉薬は長石、融剤、そして、着色材より構成される。着色材をFeイオンにし、融剤を変化させたところ、色彩および結晶構造に変化が生じた。STEM観察から、イオンはナノメータ-オーダーのクラスタを形成している。融剤を変化させるとFeの電子状態をXANESのプリエッジ部分の解析からFe価数の変化やFe周囲の対称性に影響し、それが電子構造に影響していることを見出した。その結果、従来からの着色材イオン紙による色彩変化だけではなく、融剤も色彩に影響していることを明らかにした。
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