研究課題
挑戦的萌芽研究
2次元正規特異点に対して,その極小解消空間における標準サイクルの自己交点数と幾何種数の間に成り立つ不等式を研究した.代数曲線束に対するスロープ不等式を念頭に置けば,期待される不等式における幾何種数の係数は,基本種数の関数として表示されなければならない.研究期間においては,2重点や巡回的3重点に対して標準特異点解消を用いてほぼ満足すべき形でスロープ不等式を示すことができた.これらは特殊な特異点に対する成果ではあるが,対応するダーフィー予想の再証明を導くなどの応用を持つ.
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Asian J. of Math
巻: 16 ページ: 279-298
Osaka J. Math
巻: 49 ページ: 225-245
120004838543
Asian J. of Math.
Osaka J. Math.