研究課題/領域番号 |
23654038
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
藤田 敏治 九州工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60295003)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 動的計画 / 相互依存型決定過程 / マルコフ決定過程 / 非直列推移システム / 結合型評価 / 非直列型推移 / 加法型評価 |
研究概要 |
本研究では、これまでにない新しい型の決定過程を創出した。それは決定過程群が相互に再帰的な依存関係を持つもので、相互依存型決定過程と呼ばれる。このモデルは、一般に複数の決定過程からなり、各決定過程における各期の利得関数が、他の決定過程問題の最適値の関数として定まるものである。この相互依存型決定過程モデルを、離散・有限で考え、動的計画法による相互依存型再帰式を導いた。推移法則は、確定および確率の双方を扱っている。本モデルは、ある種の複雑な構造を持つ決定過程問題に対し、その扱いを容易にすることができる。
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